◆以前、廊下と障子で日差しが遮られていたリビングは、すべてを取り払い広々とした明るいリビング＆ダイニングに。肌に優しい杉の無垢材の床は、裸足で歩くと気持ちが良く、気付くと家族が自然に集まっている、そんな快適なリビングになりました。
◆木のぬくもりや風合いを生かした、桜の木のオーダーキッチン。壁の立ち上がり部分には、モザイクタイルを貼り可愛らしい仕上がりに。家族が使いやすいよう両側から出入りができる、I型キッチンに変更しました。
◆お施主様のご希望により、こだわりの垂木あらわしの軒天、桁、柱などを残すことに。経年の汚れをすべて取り除き、垂木を一本ずつ磨いて再びよみがえらせました。また、太い通し柱や床柱や欄間などをそのまま利用、面影を残すことで家を建てたお母さまの思いを大切に残したリノベーションとなりました。
◆二間続きのお母様のお部屋である和室は、以前の雰囲気を残しながらもベッドが置けるよう一部無垢板張りに変更しました。どのお部屋ともつながることができる間取りになっており、襖をあければ自室にいながらも、リビングで遊ぶひ孫さんたちの姿を眺めることができます。
◆玄関には、お正月など大勢の来訪にも対応できるたっぷり収納のシューズクロークやコートハンガーを設置。玄関から、シューズクロ－ク、リビングへと廻る動線と、直接リビングへ行く動線を分け、スムーズな出入りができるようになりました。