建替えだったのですが、敷地を囲っている塀や門・庭などはそのままに残したいと思っていたので、それらの残すものとの調和を取ってもらいながらの家づくりとなりました。
特にこだわったのは、家族が一番過ごす時間が多いLDKです。
建替え前の座敷で使用していた1枚板の座卓に足を付けてダイニングテーブルにしたり、LDKにロフトをつくったり、ゆったりとしたウッドデッキを作ってもらったりと、色々な要望が詰まったLDKになりました。
また、座敷は季節のものを飾ったり、来客への応接間に使ったり、LDKとはまた少し違う趣のくつろぎがあり重宝しています。
座敷と縁側の境には、解体前の家で使っていた彫刻欄間を再利用して取付けし、旧宅の物を継承する事が出来たことも良かったです。