落ち着いたグレーの白洲そとん壁と板張りの外観が目を引く、平屋のZEH（ゼロエネルギー）住宅が完成しました。
地中熱システムに加え、太陽光パネルと蓄電池を設置し自然エネルギーを活用した住宅です。

リビングや各部屋の開口部に取り付けられた幅広障子。障子越しのほどよい光は室内を落ち着いた空間にしています。基本となる床材は、足触りの良い杉の無垢フローリングを使用しました。

キッチンには、杉の床材とも相性の良い国産サクラ材のオーダーキッチンを採用。
調理スペースの向こう側の扉は、全面収納になっていて食器類などを収納できるようになっています。

玄関ホールからつながるスギの廊下には、夏冬の衣類を一堂に収納できる大容量のクローゼットが設置され、乾いた洗濯物も畳むことなくハンガーに掛けて収納する動線となっています。

木の温もりが感じられる広々とした洗面脱衣室は、使い勝手の良さを考えカウンター部分は広めの設計としました。
水廻りの床板は施主様希望のブラックチェリーを採用。

床下の温度を夏・冬上手に活用し、自家発電による電気、余った電気は蓄電池に、お気に入りの自然素材の中での暮らしは「飽きることのない我が家」としてこれから末ながく愛せる家になることでしょう。